一般コラム
街紹介

蓮根の由来

皆さま、こんにちは
かたつむりネット営業室の田中です!
今月の街角エッセイは

蓮根の由来
ぜひ、ご覧ください♪
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都内でも有数のレンコンの産地かと思っていましたが、
レンコンとは読まず、 ハスネ と読みます。
元は荒川河川敷に開いた僻村。
明治22年「市制町村制」施行の時、
上蓮沼村根葉村(ねっぱむら)が合併し
志村大字蓮根が誕生しました。
上蓮沼村と根葉村が合併したとき両村名から、
1文字ずつ取って蓮根と名付けました。
根葉は、元は根の原と呼ばれていましたが、
やがて、「ねのはら」が「ねっぱら」と呼ばれ
「ねっぱ」が「根葉」と表記されるようになります。
地形は荒川低地の沖積層からなり全域が平坦地です。
荒川沿いは中世から開拓が徐々に進みましたが、
まだまだ降雨による水害を多く受ける地域でした。
また付近の台地から蓮根川がこの平坦地に流れ込んできます
蓮根川は今ではほとんど暗渠となってしまっていますが、
昔は流れの途中の湧水を飲み込みながら
谷を勢いよく流れていくため、
どんどん川」と呼ばれていたそうです。
とかなり縁の深い土地ですから、
池や沼に多くの蓮の花が咲いていたのかもしれません。
現在、蓮根川緑道(通称へび公園)というのがあります。
公園のオブジェが大きな蛇とは珍しいと思いますがもしかすると、
どんどん川が氾濫でもして人々に迷惑をかけないように
川を守っているのかもしれません。