売却コラム
マンション売却コラム

マンション売却と税金~ケーススタディ~

古マンション売却の豆知識。
今回のテーマは、
税金のケーススタディ。
「売ったら税金はかかるの?」
そんな質問をケーススタディにしてみました。
ケースごとに○×で答えてみてくださいね。
(※この場合の「税金」とは、売却時に利益に課される「所得税」「住民税」
 を指します。
 ※購入時の価格が証明できるケースとします。)
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【ケース1】
20年前に3500万円で購入したマンションを、
先月2000万円で売りました。
この場合、税金はかかりますか?
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(答)× 税金はかかりません。
マンションを売却して税金がかかるのは、
あくまで「売却によって利益が出た場合」のみになります。
購入額よりも売却額が明らかに低いこのケースでは
税金はかかりません。
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【ケース2】
別荘として使用しているマンションを売却することになりました。
売却すると利益が出そうなのですが、
この場合、税金はかかりますか?
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(答) ○ 税金がかかります。
別荘として所有している物件の場合、自分で住んでいる物件の
売却と違い、「3000万円控除」などの税金の特例を使用することが
できません。その場合、利益が出た部分に対して、

税金がかかります。
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【ケース3】
買い替え先で「住宅ローン控除」を利用する予定です。
自宅を売却すると利益が出そうなのですが、
この場合、税金はかかりますか?
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(答) ○ 税金がかかります。
自宅の売却の場合、条件を満たせば「3000万円控除」を
利用することによって税金はかからなくなります。
ただし、その場合、買い替え先で「住宅ローン控除」の利用は
できなくなります。「3000万円控除」と「住宅ローン控除」は
同時に利用はできません。
このケースでは、「住宅ローン控除」を利用するとのことですので、
「3000万円控除」が利用できなくなり、利益が出た部分に対して、
税金がかかります。
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【最後に…】
ケーススタディ、いかがでしたでしょうか?
購入した額よりも安く売却をした場合は、
税金の心配はないケースが多いですが、
ご事情、ご状況によっては注意が必要です。
税金については、
個別のご事情が関わってくるケースも多いですので、
ご自身の場合はどうなのか、
まずは地域専属担当まで是非ご相談くださいね。
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