一般コラム
街紹介

氷川台の由来

皆さま、こんにちは
かたつむりネット営業室の田中です!
今月の街角エッセイは

+✶ 氷川台の由来 ✶+
氷川台の地名は、文字通り
氷川神社が由来となっております。
当初は氷川町と名付けられましたが
同じ町名が板橋区にあることから、
に変え氷川台となりました。
由来となった「氷川神社」ですが、
もともとは石神井川沿い、泉の近くに鎮座していました。
その昔、
渋川義鏡が足利成氏との戦いに向かう途中
この地に寄り、
こんこんと湧き出る泉の傍らで兵達を休め、
戦勝祈願を行い、
その後この泉が「御浜井戸」と呼ばれるようになったそうです。
氷川神社
1477年(文明9年)江古田沼袋原の戦いの際に
焼失してしまいますが、
延享年間に現在の地に移転・再建されました。
面白いのは、神社移転の江戸時代から今日に至るまで、
3年に一度行われる春の大祭に「神輿渡御」と言って、
御神体を乗せた神輿が「御里帰り」と称して
現在の氷川神社から、神社発祥の地「御浜井戸」まで
約800mを行列する行事が行われます。
御浜井戸の湧水は神様に気に入られるほど
美味しかったのかも知れませんね。