一般コラム
街紹介

桜木町の由来

こんにちは!
今回の街角エッセイは

『 桜木町 の由来をお届けします!
横浜市にある 桜木町 は、1丁目から7丁目までありますが
区分が少し変わっていて、
1丁目から3丁目が、横浜市中区
4丁目から7丁目が、横浜市西区 に属していて
地名が行政区をまたいでいます。
同地はもともと海でしたが
明治初期に、鉄道用地として埋め立てて造成されました。
鉄道用地以外の場所に人々が住み、街並みが形成されていきます。
造成された土地と海の間が河川になり、
街は次第に河川に沿って発展していきます。


その河川の名が地名の由来となった 桜木川 です。
桜木町は川に沿って発展した町なので細長い形をしています。





一般にあまり知られていないことですが、
現在の桜木町駅は、
1872年(明治5年)には 横浜駅 と呼ばれていました。
初代横浜駅 です。
因みに現在の横浜駅は 3代目 です。
日本で初めて鉄道が開通した当初は、
現在の桜木町駅が横浜駅 だったのです!
その後、東海道本線の延伸に伴い、
横浜駅の名称は現在の横浜駅に譲り、
1915年(大正4年) に桜木町駅に改称されました。





また、これもあまり知られていない話なのですが、
日本最初の鉄道開業区間 は、
一般に 新橋~横浜間 であると思われていますが、
実はこの区間の開業より 4か月前 に、
工事が完了した 品川~横浜間 で仮開業をしています。
初代横浜駅(現桜木町駅)は
日本で 最も古い歴史を持つ駅 なのです。