「高津」という名称は、町名ではありませんが、
駅名や区名など地域名などとして使われています。
由来は、周辺の風景が大阪市中央区高津にある
浪速高津宮に良く似ていることから 、
「高津」 と呼 ばれるようになったという説があります。
浪速高津宮とは、16代仁徳天皇が天下を治めた場所 で、
周辺の運河や津(港)などを整備して大いに治世に尽くしたと云われています。
「かまどの煙」という話しがあります。
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高台から仁徳天皇が国の様子を眺めていると、
周辺の 民家から炊煙が上がっていないことから民の貧しさを知り、
天皇は「民は貧しく向こう3年間 は税と労役を免除せよ」 といわれ、
その間収入のない宮廷は疲弊困窮しましたが、
次第に村々か ら炊煙が多く立ち昇るようになり、
徐々に国民は豊かになっていったという話しです。
民を重ん じた天皇は、「 聖(ひじり)の帝 」 と人々から称えられました。
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付近を流れる多摩川は古代より流れに沿って集落が形成され、
水運が盛んな河川でありました。
高いとは上流という意味があり、津は港です。
浪速高津宮と風景が似ているということさるこ とながら、
仁徳天皇の善政に敬意を表して、
「高津」 と呼ばれるようになったのかもしれません。
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