購入コラム
マンション購入コラム

あえて「2LDK」という選択

あえて「2LDK」という選択
古マンション購入の豆知識。
今回のテーマは、
『 あえて「2LDK 」という選択  』
です。
3LDKが主流のマンション市場ですが、
あえて「2LDK」を選ばれる方も多くいらっしゃいます。
今回は、それぞれの家族構成に応じた  「2LDK」物件のメリットやデメリットをご紹介します。
【目次】

1: 2LDKは何割を占める?購入した物件の間取り調査。

出典:アットホーム「選んだ理由、迷った理由。住宅購入のプロセス&マインド2018」
アットホームの調査によると、購入したマンションの間取りは、
新築では62.2%、中古でも50.0%が3LDK となっており、新築・中古共に3LDK が最も多く、半数を占める結果となっています。
2LDK は、新築で16.0%、中古で21.2%となっており、新築・中古共に2位。
上記の調査では中古マンションの方がよりコンパクトな間取りを選ばれる方が多い傾向が見られます。

2: 家族構成別「2LDK」のメリット・デメリット 。

 
では、2LDK物件のメリット・デメリットはどこにあるのでしょうか?
同じ間取りであっても家族構成によってメリット・デメリットは違ってきますので、
家族構成別に確認していきましょう。
■ 1人暮らしで2LDKに住む
<メリット>
・ 寝室以外にもう一部屋あるため、趣味などにも使える。
・ 家族が増えた場合にも安心。
<デメリット>
・ 持て余してしまうことも?
・ 費用が掛かりがち。
1人暮らしの場合は、お部屋を広々と使えるのが何よりのメリット。
趣味の部屋としても使えますし、クローゼット代わりに使われている方も。
結婚や親(子)との同居などで、先々家族が増えた場合にも個室が2つあれば安心感があります。
一方で、掃除など手間もかかりますし、平米数が広ければ、
その分購入時の価格が高かったり、管理費・修繕積立金、固定資産税などの維持費も多くかかります。
■ DINKSで2LDKに住む
<メリット>
・ それぞれの個室を持つことも可能。
・ 荷物なども収納しやすい。
<デメリット>
・ 家族が増えると困ることも?
夫婦2人で子どもがいない世帯の場合、2LDKの間取りは選択されることが多い間取りです。
夫婦それぞれ個室を持つことも可能ですし、1部屋を寝室、1部屋を荷物部屋にすることもできます。
一方で、今後子どもができるなどして家族が増えた場合は部屋割りに困ったり、
狭く感じてしまうことも考えられます。
■ ファミリーで2LDKに住む
<メリット>
・ 家族の集まる時間が増える?
・ お部屋の選択肢が増える。
<デメリット>
・ 子どもなどが個室を持てないことも。
子どもがいるファミリー世帯の場合、3LDKを選ばれるケースも多いですが、
最近では2LDKを選ばれる方も増えています。
「リビ充」という言葉もできたように、生活の大半をリビング過ごすことが多ければ、
個室は寝るためだけの部屋になり、あまり部屋の数はいらない、という考え方も。
リビングで過ごす時間が多ければ、家族が集まる時間が多くなりやすくなります。
また、探す際に2LDKも選択肢に入れるようにすれば、
立地など、選べる物件の範囲が増えるというメリットもあります。
一方で、子どもの数などによってはそれぞれの個室を持てなかったり、
プライバシーを気にするようになると生活が息苦しさを感じるようになってしまうケースもあるかもしれません。
家族の生活スタイルを改めて考え、何を優先させればよいか検討しましょう。
(参照)「   暮らしが楽しくなる「リビ充」のススメ   」

3: どんな間取りが良い?間取りの選び方。

では、お部屋を選ぶうえで、適切な間取りはどのように決めればよいのでしょうか。
ポイントを押さえておきましょう。
■ 間取りだけでなく平米数を見る。
お部屋を探す際は、間取りだけでなく平米数も必ず確認しましょう。
お部屋の数が多くても、平米数が狭ければ、当然空間が狭くなります。
個室の確保はできても、個室を作る為に収納を少なくした間取りであれば、
荷物があふれてしまうことも考えられます。
逆に、平米数さえ広ければ、子どもが小さいうちは2LDK、
のちのち仕切りを作って3LDKといった間取りの変更が可能な場合もあります。
■ 帖数だけで判断しない。デッドスペースを確認する。
 
「6帖」より「8帖」、「8帖」より「10帖」が広いのは当然ですが、
お部屋の形状によって使い勝手が異なります。
例えばLDK でありがちですが、「ドアの内側」がそのお部屋の帖数に含まれるため、
実際には廊下として使われているような空間が帖数に含まれていて、
「10帖」の表示であっても「8帖」 ほどの使い勝手だったりもします。
帖数だけで判断せずにデッドスペースがないか確認しましょう。
■ 生活動線を考える。
生活動線 を考えることも日々の利便性を考える上で大切です。
例えば同じ2LDKでも、
・ リビングに隣接していて引き戸のみで区切られている部屋のある2LDK
と、
・ リビングと居室2部屋が完全に分離されている2LDK
などがあり、使い勝手が異なります。
リビング隣接型の場合、引き戸を開放して「広い1LDK」として使うこともできる
というメリットがありますが、そのお部屋を寝室にしてしまうと、
夜遅くに帰る家族がいる場合にリビングからの音が気になって眠れない、
ということもあるかもしれません。
分離型の2LDKならその心配は少ないですが、
2部屋とも共用廊下側に面して陽当りがあまり良くない、ということもあるかもしれません。
自分や家族の普段の生活を考えて間取りを選ぶようにしましょう。

『 あえて「2LDK 」という選択  』 
いかがでしたでしょうか?
間取りは日々の生活スタイルを左右します。
わかりやすい人気の間取りも良いですが、
自分や家族に合っているとも限りません。
どのように生活したいのか、
優先したいことは何か、
よく考えて選ぶようにしましょう。
「プロのアドバイスを受けながら探していきたい」、ということがありましたら、
オークラヤ住宅までご相談ください。
間取りのこと地域のこと、予算のこと、全て一からご相談を承ります。
ご相談はこちらからどうぞ

お問い合わせを心よりお待ちいたしております。
 
 
オークラヤ住宅オススメ情報

■ 物件の検索はこちら       https://www.ohkuraya.co.jp/Buy/
■ 【2K・2DK・2LDK】の物件はこちら
(※写真はイメージです。画像と本文とは関係ありません。)