住宅ローンを知る(概要)

住宅の購入には多額の資金が必要となるため、多くの方が住宅ローンを利用します。
各金融機関からサービス内容の異なる様々な商品が提供されています。現在、住宅ローンは金利水準が非常に低く利用しやすい状況ではありますが、返済期間が長期にわたるため、今後のライフプランにあった住宅ローンを選定することが大切です。

1.融資機関

住宅ローンを取扱う融資機関は、大きく「公的融資」と「民間融資」の二つに分けられます。

融資 融資機関
公的融資 フラット35、財形住宅融資、自治体融資 など
民間融資 銀行、信用金庫、生保、JA、ネット銀行、住宅ローン専門会社 など
その他 社内融資 など

2.住宅ローンの概要

金融機関は住宅ローン融資に関して、申込人・購入物件や融資方法等さまざまな要件を定めています。
下記は一例であり、内容は金融機関によって異なります。

項目
内容
利用資格
  • 年齢が借入時に20歳以上70歳の誕生日まで、完済時に80歳の誕生日まで
  • 保証会社の保証が受けられる方
  • 団体信用生命保険の加入が認められる方
  • 日本国籍、または永住許可等を受けている外国人
資金使途
  • 住宅の建築・購入・増改築資金とそれに伴う諸費用
  • 住みかえの際の既存住宅売却に伴う既存住宅ローンの返済資金

    ※既存住宅売却価格と既存住宅ローン残高の差額のみが対象

借入金額
  • 30万円以上1億円以内(10万円単位)
借入期間
  • 2年以上35年以内(1年単位)
借入金利の種類
  • 「変動金利型」「固定金利期間選択型(3年・5年・7年・10年など)」「全期間固定金利型」から選択
  • 「変動金利型」には、金利変動タイミングが異なる「毎月型」と「年2回型」の2種類がある
  • 「変動金利型」または「固定金利期間選択型」では借入後、固定特約期間中以外は、どちらの金利の種類にも変更可能
返済方法
  • 「元利均等返済」と「元金均等返済」から選択
  • 「毎月返済」と「毎月返済とボーナス月増額返済の併用」から選択

    ※ボーナス月増額返済は、借入金額の50%以内

物件要件
  • マンションの場合は、床面積(壁芯)30㎡以上
  • 建築基準法に基づいて建築されているもの
  • 借地権は個別相談
担保
  • 土地・建物に保証会社を抵当権者とする抵当権を設定
保証人
  • 保証会社の保証を利用するため、原則として保証人は不要
団体信用生命保険
  • 「団体信用生命保険」への加入が必要(保険料は銀行負担)
諸費用
  • 事務手数料:30,000円+消費税
  • 保証料:借入金額・期間に応じて異なる

3.住宅購入と住宅ローン手続き

住宅購入

物件探し

物件見学・確認

物件決定・購入申込み

売買契約締結

決済・物件引渡し

住宅ローン

※当社営業担当が、
お手伝いいたします

事前審査(仮承認)

正式申込み(承認)

金銭消費賃借
契約締結

ローン実行

事前審査
通常、数日で審査結果が出ます
正式申込み
審査に必要な書類を添付して申込みします
ローン実行
いわゆる「ローン契約」です

住宅ローン

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