「一人暮らしでマンション購入するために必要な年収は?」
「一人暮らしでマンション購入するメリットは?」
「一人暮らしでマンション購入する時の注意点」
など、マンション購入の前に事前に知っておきたいことはさまざまあります。
マンション購入は人生でも特に大きな買い物になるため、後悔はしたくないものです。
そこでこの記事では、マンションの売買に関して豊富な実績を持つオークラヤ住宅が一人暮らしのマンション購入について解説していきます。 「満足できるマンションの購入をしたい」「マンション購入で失敗したくない」という人は、ぜひ参考にしてください。
目次
一人暮らしでマンション購入をしている割合は?
一人暮らしでマンション購入をしている割合はどのくらいなのでしょうか?
国土交通省住宅局の「令和3年度住宅市場動向調査報告書」によると以下の結果になりました。
一人暮らしで中古マンションに住んでいる割合は、中古マンション所有者の内17.3%。新築マンションに住んでいる割合は、新築マンション所有者の内13.2%。
中古マンション、新築マンションともに、一人暮らしでマンションを購入している人の割合が増加しています。
一人暮らしのマンション購入に必要な年収は額面上概ね350万円
一人暮らしのマンション購入に必要な年収は、額面上概ね350万円以上が目安です。額面上概ね350万円あれば、住宅ローンの審査を通過できる可能性があります。
大手企業の正社員や公務員であれば、「安定している」とみなされて住宅ローンの審査が通りやすくなります。
ただし、クレジットカードや自動車のローンの滞納によって信用情報に傷が付いていると住宅ローンが組めなくなる恐れがあります。
一人暮らしでマンション購入をするならいくらの物件を選ぶ?
住宅金融支援機構が発表した「2021年度フラット35利用者調査」によると年収倍率(物件価格が年収の何倍になるかを示した値)は、中古マンションで5.8倍、新築マンションで7.2倍という結果が出ています。
そのため、最大年収の5~7倍までの物件を選ぶようにするとよいでしょう。以下の表を参考にしてください。
【一人暮らしでマンション購入をする時の年収別物件価格の目安】
年収 | 物件価格の目安 |
350万円 | 1,750万~2,450万円 |
400万円 | 2,000万~2,800万円 |
500万円 | 2,500万~3500万円 |
600万円 | 3,000万~4,200万円 |
700万円 | 3,500万~4,900万円 |
「資金に少し余裕を持っておきたい」と思う人は、年収倍率を下げた物件を購入しましょう。
一人暮らしでマンション購入するメリット
一人暮らしでマンション購入するメリットは、以下のとおりです。
- 資産形成ができる
- 老後の住居を確保できる
- 賃貸に比べてグレードが高い
それぞれ解説していきます。
資産形成ができる
家賃はいくら支払っても自分の資産にはなりません。例えば、毎月10万円の家賃を20年間支払った場合、2,400万円の支払いになりますが、自分の資産にはなりません。
その点、マンションを購入した場合、住宅資産として自分の資産となります。
賃貸の毎月の家賃と変わらない金額で資産形成ができるのは、大きなメリットです。
老後の住居を確保できる
賃貸の場合は、老後も家賃を支払う必要があります。しかし、老後は退職して収入が減ることが多いので、家賃の負担は重くなります。
マンションを購入しておけば、老後の家賃の負担がなくなります。特に子どもがいない独身の人の場合、住居の確保ができるマンション購入はメリットが大きいです。
賃貸に比べてグレードが高い
分譲用のマンションは賃貸マンションに比べて、建物のグレードが高い物件が多いのが特徴です。内装に高級感があったり、キッチンやお風呂場などの水回りも豪華だったりする傾向があります。
また、賃貸の物件に比べて防音性や耐震性も高い場合があるので、より快適に安心して暮らせるでしょう。
一人暮らしでマンション購入する時の注意点
一人暮らしでマンション購入する時の注意点は、主に以下の2つです。
- 転勤や引っ越しがしにくくなる
- 住宅ローンの負担が出てくる
順番に解説していきます。
転勤や引っ越しがしにくくなる
転勤や引っ越しのリスクも考えておくとよいでしょう。
「転勤しても人に貸せばいい」と考えている人もいるかもしれません。しかし、居住用の物件の住宅ローンを組んでいる場合、完済するまで人に貸すことはできません。
そのため、転勤を命じられた場合、別の物件を借りて住宅ローンを払い続ける、マンションを売却するという選択を取る必要があります。
住宅ローンの負担が出てくる
住宅ローンを利用する場合は、毎月の住宅ローンの支払いを行う必要があります。
「住宅ローンを組むことで精神的な負担が大きい」という人は、マンションの購入はよく考えた方がよいでしょう。
ただし、団体信用生命保険(団信)に入っていれば、病気やケガなどで働けなくなった場合に、残りの住宅ローンの支払いを補償してくれます。
一人暮らしでマンション購入する時のポイント
一人暮らしでマンション購入する時のポイントは、以下のとおりです。
- 自分のライフスタイルに合わせた物件を選ぶ
- 一人暮らしに役立つ設備がある物件を選ぶ
- 価値が下がりにくい物件を選ぶ
- 綿密な資金計画を立てる
それぞれ解説していきます。
自分のライフスタイルに合わせた物件を選ぶ
今後の家族構成の変化も考慮して自分のライフプランに合わせた物件を選んだ方がよいでしょう。将来結婚や親との同居を考えているなら、2LDKの物件を購入しておけば家族構成の変化にも対応しやすいです。
なお、住んでいる物件が家族構成の変化に合わなくなった場合は、住んでいるマンションを売却して、新しいマンションを購入する「住み替え」という方法もあります。
「家族構成が変化する予定がない」「住み替えをするつもり」という場合なら、ワンルームや1Kなどの物件を選ぶと部屋面積が少ないので、購入価格が抑えられたり、掃除が楽だったりします。
一人暮らしに役立つ設備がある物件を選ぶ
「24時間ゴミ出し可能」であれば、好きな時にゴミを捨てられるので便利です。また、「宅配ボックス」があれば、一人暮らしでも宅配物を受け取りやすくなります。
「オートロック」や「防犯カメラ」があるマンションなら、一人暮らしでも安心して生活しやすいです。
価値が下がりにくい物件を選ぶ
物件の価値が高いと「住む」だけでなく、「貸す(住宅ローン返済後)」「売る」がしやすくなります。
価値が下がりにくい物件は、最寄り駅まで徒歩10分以内、周辺施設(スーパー、病院、学校など)が充実しているという特徴があります。
綿密な資金計画を立てる
住宅ローンの返済、税金、新しい家具・家電の購入、引っ越しなどの費用が発生します。
つい忘れがちですが、マンション購入の場合、住宅ローンの返済とは別に毎月の管理費、修繕積立金を支払う必要があります。
そのため、無理のない綿密な資金計画を立てることがポイントです。
一人暮らしでマンション購入をするなら不動産会社に相談する
マンションを購入する時には、事前に確認するべきさまざまなポイントがあります。物件選びや資金計画を自分だけで準備するのは、ハードルが高いですし大変です。
不動産会社に相談すれば、物件選びや資金計画に関して豊富な経験と知識を持っているため満足できる結果を得やすいです。
ただし、不動産会社ならどこでもよいわけではなく、マンションの購入に関して実績がある会社を選ぶことが賢明です。
オークラヤ住宅では、マンションの購入に関して豊富な取引実績があります。マンション売買相談カウンターを用意しており、アドバイザーがお客様の気持ちに寄り添って丁寧にサポートいたします。
こちらのページの下部からお気軽にお問合せください。
一人暮らしでマンション購入する時のよくある質問
一人暮らしでマンション購入する時のよくある質問と回答をお伝えします。
- 一人暮らしで頭金がなくても購入できる?
- 一人暮らしでマンション購入するなら新築と中古のどちらがよい?
- 一人暮らしでマンション購入するタイミングは?
- 一人暮らしでマンション購入したけれど、病気で住宅ローンが払えなくなった場合は?
ぜひ参考にしてください。
一人暮らしで頭金がなくても購入できる?
頭金がなくても購入できる可能性はあります。頭金を用意せずに購入資金をすべて住宅ローンで払ういわゆる「フルローン」という方法があります。
ただし、頭金を用意した場合に比べて、返済の総額が増すため注意が必要です。
一人暮らしでマンション購入するなら新築と中古のどちらがよい?
新築物件は設備が充実していますが、価格が高くなりやすいです。中古物件の場合は、物件にもよりますが新築よりも価格が抑えられている場合が多いです。
新築は「住んだ瞬間に3割価値が下がる」と言われているので、新築にこだわりがなければ中古物件がおすすめです。ただし、状態が悪い中古物件は修繕費が高額になる恐れがあるので、注意が必要です。
一人暮らしでマンションを購入するタイミングは?
タイミングは人によって異なります。
ただし、多くの住宅ローンが75歳や80歳までに完済することを条件としていますので、35年ローンを組む場合は、40代までに決めるとよいでしょう。
手持ちの資金に余裕がある場合は、40歳以降でも購入は可能です。
一人暮らしでマンション購入したけれど、病気で住宅ローンが払えなくなった場合は?
一人暮らしでマンションを購入したけれど、病気や事故により高度障害になったり自分自身が死亡した場合には、「団体信用生命保険(団信)」に加入してると残りの住宅ローンを代わりに一括返済してくれます。
ただし、「団体信用生命保険(団信)」に加入する時点で健康であることが求められます。
まとめ:一人暮らしでマンション購入するなら早めの準備がおすすめ
一人暮らしでのマンション購入には、さまざまなメリットや注意点があります。
資金計画、住宅ローンの審査、物件選びなど準備が必要なことも多くあります。一人暮らしでマンション購入を検討されている場合は、早めの行動が望ましいです。
マンション購入は、人生でも特に大きな買い物になるため、失敗は避けたいところです。
そのため、マンション購入を成功させたい場合は、知識と経験が豊富な不動産会社に相談しましょう。
当社、オークラヤ住宅は、1982年より事業を続けています。2022年3月時点で11万件以上の契約件数があり、マンション購入を考えている人を丁寧にサポートできます。マンション売買相談カウンターでは、無料でご相談を受け付けています。対面だけでなく、オンラインでの相談も可能です。
「一人暮らしでマンション購入を考えている」という人は、こちらのページの下部からお気軽にお問合せください。