不動産ニュース

住まい探し検討期間、長期化に歯止め

2020年10月29日

 不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)は29日、18回目となる「不動産情報サイト利用者意識に関する調査」の結果を公表した。


 賃貸・売買問わず過去1年間のうちにインターネットで自身の住まいを探したユーザーを対象に、不動産情報サイトに対する意識等を調査した。同協議会サイト、会員各社のサイト等でのオープン型調査。調査期間は3月19日〜7月17日。有効回答人数は2,966人。


 不動産情報を調べる際に利用したものについては、スマートフォンが92.0%(前年比0.8ポイント上昇)、パソコンが47.2%(同6.2ポイント上昇)との結果に。50・60歳代は5年前はスマートフォンよりパソコンの比率が高かったが、今回は全世代で、スマートフォンがパソコンを大きく上回った。


 「気に入った物件が見つかった後、取り扱っている不動産会社を調べたか」では、物件情報を扱っているサイトで会社の情報を閲覧したとの回答が7割を超え、検索エンジンで会社を検索して調べた人も約5割に上った。特に調べなかった人は15%程度であり、全体の85%は何らかの方法で不動産会社を調べている結果となった。
 「問い合わせや訪問を行なう際に不動産会社を選ぶポイント」については、写真の点数が多いことが75.9%でトップ。2位の店舗がアクセスしやすい場所にある(37.8%)に大きな差をつけた。


 住まい探しを始めてから契約までにかかった期間は、1週間〜1ヵ月が35.5%(同9ポイント上昇)とトップ。過去2年間で最も割合の高かった1ヵ月〜3ヵ月未満(31.9%、前年比1.5ポイント減少)を上回り、住まい探しが長期化する傾向にやや歯止めがかかった。


 「不動産情報サイトで物件を探す際に必要だと思う情報」については、賃貸契約者・売買契約者共に、「トイレの写真」、「バスの写真」、「居室/リビングの写真」等の写真情報が上位を占め、ユーザーは不動産会社や物件を選ぶ際、写真による情報を重要視していることが分かった。
 「不動産情報サイトで物件情報以外に必要だと思う情報」については、賃貸では周辺の商業施設情報がトップに。売買では、浸水の危険性が1位、次いで地盤の固さ(強さ)となり、災害への備え・安全性への意識は、賃貸より売買の方が高かった。

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