一般コラム
街紹介

<埼玉県戸田市>笹目の由来と現在

皆さま、こんにちは
オークラヤ住宅の田中です!
今月の街角エッセイはこちら!

笹目の由来

同地は、荒川(旧入間川)に隣接して発展してきた
農耕にかなり適した土地です。
奈良時代には多くの人々が住み着き、
たくさんの集落が形成されていたと思われます。
地名は笹目篠目佐々目と表され、
その地名の由来は
相模の国佐々木目谷(現在の神奈川県鎌倉市)出身者が同地を開拓した
鎌倉幕府4代執権北条経時の二男、北条頼助(佐々木目頼助)の領地であった
などの説が存在します。
建武2年(1335年)8月27日、
足利尊氏は戦勝祝いとして武蔵国佐々目郷をすべて
戦勝祈願をした鎌倉の鶴岡八幡宮に寄進しました。
笹目郷は鶴岡八幡宮の全神領の
6~7割を占めていたと云われています。
しかし笹目は、古来より水害と闘いながら同地を保全してきた歴史があり、
水神が祀られる地元の内谷氷川社に強い信仰がありました。
そのため郷内の農民にとっては
鶴岡八幡宮への寄進は一筋縄でいく問題ではなく、
度々、年貢の納入を拒否するなど紛争が絶えなかったと伝わっています。
それほどに笹目の農民と内谷氷川社との間には
強い絆・信頼関係が存在していたようです。

笹目の現在

 
荒川沿いには工場がいくつかあったり、
大型の保管・配送拠点となる「戸田ロジスティクスセンター」もあり
2019年5月に新施設「美女木倉庫」が開設されるなど、
笹目周辺は物流の拠点となっています。
また、一方で子育てにも適した街でもあります。
✤ ✤ ✤
 理由①
 遊べる公園がたくさんある!
 
 笹目公園 
コンビネーション遊具やブランコなどなど多数の遊具あり
 惣右衛門公園サッカー場 
整備の行き届いた人工芝を完備!
他にも一日周れるような大きな公園はありませんが、
子供が遊ぶにはちょうどいい公園が多数あります。
 理由②
 子育てに助かる施設
 戸田市立児童センタープリムローズ 
屋内施設内にはボルダリングやトランポリン・大型アスレチックなど、
子どもが楽しめる遊具が充実しており
雨の日にも気兼ねなく楽しむことができます。
 笹目コミュニティーセンター~コンパル~ 
パソコン・手芸・教養講座を開催しているコミュニティーセンター。
体育館や会議室がありダンスや楽器演奏、発表会などが行われます。
他にも、笹目のすぐ隣の美女木や戸田公園の方には
ヤクルト戸田球場、野球場、イオンモール、こどもの国
など楽しいスポットが多数あり休日家族で出かけるにもおすすめです。
✤ ✤ ✤
さて、笹目の魅力は伝わったでしょうか。
文章だけでは伝わらない!という方、
ぜひ一度、笹目を訪れてみてはいかがでしょうか。
 
それでは次回もお楽しみに…