一般コラム
街紹介

<西東京市>田無の由来と現在

皆さま、こんにちは
オークラヤ住宅の田中です!
今月の街角エッセイはこちら!

田無の由来

田無の地名の由来は諸説あります。
水が乏しく田んぼが無いために田無となった説
棚瀬が転じて田無と呼ばれるようになった説
年貢の取り立てが厳しく、種籾すらなくなってしまい種無から田無となった説
などのように色々な説があります。
地名の歴史は古く、永禄2年(1559年)に北条氏康が記した「小田原衆所領役帳」という文献に田無という地名が出ています。
周辺は荒野が続き、畑ばかりの土地で「逃水の里」と呼ばれていたそうです。
水に恵まれない土地であったことは本当のようです。
五龍神を祀った田無神社がこの地にあります。
東西南北にそれぞれ青龍神、赤龍神、白龍神、黒龍神と配置され、その中心に金龍神が祀られています。
金龍神は「命の源であるお水」の神様と云われています。
龍神信仰は、沼や河川の水を祀ることだけではなく、少ない水を大切に扱うことにも利用されていたのですね。

現在の田無

田無はかつて”田無市”という市にありましたが、田無市は2001年に保谷市と合併し現在は”西東京市”という地名になっています。
由来でもご紹介した田無神社には現在でも著名人を含む多くの参拝者が訪れています。
五龍神を祀っている点も変わりなく、龍の形をした陶器の中におみくじがはいっている「新五龍神みくじ」という可愛らしいおみくじがあったりと現在においても愛されています。
✤ ✤ ✤
田無駅は西武新宿線の駅で、「西武新宿」「高田馬場」まで乗り換えなしでアクセスすることが可能です。
急行快速急行なども停まる駅で、通勤時間帯には始発も出ていたりと便利な駅です。
駅前にはロータリーがあり、そこから吉祥寺行きのバスなどが出ています。
個人的には日本最大級を謳っている天然温泉スパジアムジャポン(通称:スパジャポへのシャトルバスが出ていることがおすすめポイント!!
駅のすぐ目の前には駅ビルやショッピングモールがあり買い物にもとても便利です♪
<ここから駅周辺にあるおすすめなスポットをご紹介していきます>
① エミオ田無
田無駅にある駅ナカ商業施設です。
お持ち帰りにも便利なおにぎり、とんかつ、寿司、総菜などから、食事や待ち合わせにも便利なカフェやレストラン、その他にもお花屋さんやベーカリー、携帯ショップなどが入っています。
② 田無アスタ専門店街 & リヴィン田無
駅の目の前にあるショッピングモールで、地下には八百屋、肉屋、魚屋、惣菜屋、スイーツなどの店舗がたくさん並んでおり、まるで商店街のようです。
イトーヨーカドー、無印良品、雑貨屋、コスメショップ、旅行会社、眼科、ドラッグストアなどなどたくさんの店舗が入っています。
3階には飲食店も多数あるため買い物がてら食事をすることもできます。
③ 武蔵野茶房 田無本店
田無駅周辺はカフェが多く、オシャレなイタリアンのお店もあります。
『武蔵野茶房』はその田無駅近くにあり、この田無店が本店となります。
大正ロマン漂う素敵な店内でおいしいスイーツや、季節に合わせた限定メニューが味わえる喫茶店です。ゆったりとした贅沢な時間を楽しむことができる貴重な場所です。
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ショッピングモールやおしゃれな喫茶店をご紹介しましたが、
田無はかつて、青梅街道と所沢街道が交差するため宿場町として栄えてきた街です。
その歴史からか、街中には創業100年を超える鰻屋があったりと昔ながらのお店がいくつも見受けられます。
長い歴史をもつ田無神社のお膝元で、便利な駅前の商業施設から歴史ある老舗店のどちらも利用できる充実した暮らしをしてみるのも素敵ですね。
それでは、次回もお楽しみに・・・