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8月の首都圏マンション発売戸数は1,940戸

 (株)不動産経済研究所は16日、2021年8月の首都圏分譲マンション市場動向を発表した。

 同月の発売戸数は1,940戸(前年同月比16.2%増)と2ヵ月ぶりに増加した。地域別では、東京23区839戸(同42.4%増)、東京都下234戸(同39.3%増)、神奈川県631戸(同19.1%増)、埼玉県162戸(同8.0%減)、千葉県74戸(同64.1%減)となった。

 月間契約率は73.0%(同4.5ポイント上昇)。

 1戸当たりの平均価格は7,452万円(同24.0%上昇)、1平方メートル単価は117万8,000円(同26.3%上昇)と、いずれも大幅に上昇した。

 即日完売物件は、「パークホームズ初台 ザ・レジデンス」1期1次(東京都渋谷区、57戸、平均2.5倍・最高8倍)など5物件129戸。

 月末時点の販売在庫数は5,889戸で、前月末から198戸減少。18年10月以来の5,000戸台となった。

 9月の発売戸数は2,500戸程度を見込む。

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