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8月のレインズ、売り物件は登録・成約ともにマイナス

 (公財)不動産流通推進センターは21日、2021年8月の全国の指定流通機構の活用状況を発表した。

 同月の新規登録件数は、34万9,286件(前年同月比0.5%減)と、3ヵ月連続でマイナスとなった。成約報告件数は3万8,827件(同7.7%減)と2ヵ月連続のマイナス。総登録件数は81万4,480件(同0.3%増)と4ヵ月ぶりにプラスに転じた。

 売り物件は、新規登録件数が10万1,222件(同15.2%減)と17ヵ月連続でマイナスとなった。成約報告件数は1万3,703件(同12.8%減)と2ヵ月連続のマイナス。総登録件数は28万7,864件(同19.6%減)と14ヵ月連続のマイナスだった。

 賃貸物件の新規登録件数は24万8,064件(同7.2%増)と16ヵ月連続でプラスとなった。成約報告件数は2万5,124件(同4.6%減)と3ヵ月連続のマイナス。総登録件数は52万6,616件(同16.1%増)と15ヵ月連続でプラスだった。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が7万5,228件(同12.3%減)。このうち、専属専任1万920件(同15.3%減)、専任媒介3万5,511件(同7.6%減)、一般媒介2万8,797件(同16.5%減)だった。成約報告では、媒介契約が1万1,328件(同10.3%減)。このうち、専属専任2,433件(同20.5%減)、専任媒介7,184件(同5.2%減)、一般媒介1,711件(同14.2%減)だった。
 なお、売り主物件については、新規登録が2万4,635件(同23.3%減)、成約報告が2,316件(同23.2%減)。

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