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首都圏既存M価格、全エリアで2ヵ月連続前年超え

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2021年8月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均登録価格は、4,033万円(前月比0.1%上昇)と上昇。
 エリア別では、東京23区が5,978万円(同0.5%上昇)、都下が4,260万円(同1.3%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市が4,584万円(同0.5%上昇)、神奈川県他が3,910万円(同0.4%下落)、埼玉県さいたま市が4,106万円(同1.0%上昇)、埼玉県他が3,330万円(同0.7%上昇)、千葉県西部が3,769万円(同0.6%上昇)、千葉県他が2,892万円(同0.1%下落)だった。前年同月比では、全8エリア中7エリアで前年超えとなり、そのうち6エリアが5%以上の上昇と、上昇傾向が継続している。中心エリアの価格上昇が続き、東京23区、横浜市・川崎市、さいたま市、千葉県西部の4エリアすべてで、17年1月以降の最高額を更新。周辺エリアでは、東京都下、埼玉県他が過去最高額を更新した。

 既存マンションの平均登録価格は、3,386万円(同1.5%上昇)。
 エリア別では、東京23区が4,353万円(同0.9%上昇)、都下が2,716万円(同3.6%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市が3,109万円(同3.5%上昇)、神奈川県他が2,536万円(同1.6%上昇)、埼玉県さいたま市が2,687万円(同2.3%下落)、埼玉県他が2,203万円(同3.5%上昇)、千葉県西部が2,398万円(同2.9%上昇)、千葉県他が1,739万円(同1.6%上昇)だった。前月に引き続き、8エリアすべてで前年超えとなった。東京23区、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県他、千葉県(西部/他)の6エリアで、17年1月以降の最高額を更新している。

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