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住みたいまち、「恵比寿」「西宮北口」が不動のトップ

 大手マンションディベロッパー7社(※)で運営する新築マンションポータルサイト「MAJOR7(メジャーセブン)」は9月30日、「住んでみたい街アンケート」の結果を発表した。メジャーセブンのインターネット会員で7社の新築マンションの購入を検討する首都圏(1都3県)・関西圏(2府2県)在住のユーザーを対象にWebアンケートを実施した。調査期間は8月2〜13日。回答者数は首都圏3,570人、関西735人。

 首都圏の「住んでみたい街」トップは、7年連続で「恵比寿」(586ポイント)。交通の便が良い、おしゃれ、飲食店が充実している等の理由で選ばれた。2位「目黒」(457ポイント)、3位「吉祥寺」(428ポイント)、4位「自由が丘」(389ポイント)は、昨年と同じまちがランクイン。全般的に、交通の便等、生活利便性の良さが評価されたまちが上位を占めている。18位「白金高輪」(191ポイント)、20位「田町」(188ポイント)は昨年のランキング圏外からランクインした。

 関西圏の「住んでみたい街」トップは、6年連続で「西宮北口」(249ポイント)。交通の便が良い、商業施設が充実している、日常の生活に便利といった理由で選ばれた。2位は交通利便性が評価された「梅田・大阪」(214ポイント)、3位は閑静なまち並みなどが評価された「夙川」(185ポイント)となった。その他、「北千里」、「烏丸御池」、「豊中」、「茨木」、「苦楽園口」は昨年のランキング圏外からランクインした。

 今回、マンション購入意向者のリモートワークの実施状況についても調査。リモートワークの実施者は68.5%に上った。頻度は、「週5日以上」が19.0%、「週3日以上」が40.3%、「週1日以上」が58.3%。

 「リモートワークをしている場所」については、「自宅のリビング」、「自宅の居室・書斎等」など自宅で実施している人の割合が各6〜7割を占めた。一方、「カフェ」、「コワーキングスペース」、「マンションの共用施設」など自宅以外でリモートワークを行なっている人も一定数いることが分かった。

 「リモートワークをする上でマンション内で欲しい共用施設・設備・サービス」については、「Wi-Fi環境の安定」が59.4%と最多。「防音個室」(40.9%)、「充電ができるデスク」(40.4%)、「仕事の合間に休憩できるリラックススペース」(29.8%)、「印刷できる複合機」(26.5%)が続いた。

(※)大手マンションディベロッパー7社:住友不動産(株)、(株)大京、東急不動産(株)、東京建物(株)、野村不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所レジデンス(株)

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