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住宅地価格定点調査、5四半期連続のプラス

 野村不動産ソリューションズ(株)は7日、2021年10月1日時点の首都圏「住宅地価格動向」調査結果を発表した。調査地点数は169ヵ所。

 21年7〜9月期の平均変動率は1.7%(前回1.8%)となり、5四半期連続でプラスとなった。エリア別では、東京都区部が1.2%(同1.8%)、東京都下1.6%(同2.0%)、神奈川0.8%(同0.5%)、埼玉3.9%(同3.7%)、千葉1.2%(同0.9%)と、いずれもプラスに。3エリアではプラス幅も拡大した。

 169地点のうち、「値上がり」を示したのは40.2%(同43.5%)と減少。「横ばい」が56.8%(同56.5%)、「値下がり」が3.0%(同0.0%)と増加した。

 年間ベースでの平均変動率は5.3%(同3.9%)と、4四半期連続のプラス。「値上がり」地点は67.5%(同66.1%)、「横ばい」地点は30.2%(同33.3%)、「値下がり」地点は2.4%(同0.6%)だった。

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