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9月のレインズ、登録件数が前年比プラスに

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2021年9月の全国の指定流通機構の活用状況を発表した。

 同月の新規登録件数は、44万5,036件(前年同月比16.7%増)と、4ヵ月ぶりにプラスに転じた。成約報告件数は4万4,537件(同7.1%減)と3ヵ月連続でマイナスとなった。総登録件数は86万3,991件(同5.7%増)と2ヵ月連続してプラスに。

 売り物件は、新規登録件数が11万620件(同10.6%減)と18ヵ月連続でマイナスとなった。成約報告件数は1万5,425件(同11.1%減)と3ヵ月連続のマイナス。総登録件数は28万7,343件(同17.4%減)と15ヵ月連続のマイナスだった。

 賃貸物件の新規登録件数は33万4,416件(同29.8%増)と17ヵ月連続でプラスとなった。成約報告件数は2万9,112件(同4.8%減)と4ヵ月連続のマイナス。総登録件数は57万6,648件(同22.8%増)と16ヵ月連続でプラスとなった。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が8万2,482件(同4.3%減)。このうち、専属専任1万2,949件(同7.3%減)、専任媒介3万9,166件(同0.3%減)、一般媒介3万367件(同7.9%減)だった。成約報告では、媒介契約が1万2,896件(同8.3%減)。このうち、専属専任2,710件(同15.2%減)、専任媒介8,227件(同4.0%減)、一般媒介1,959件(同14.6%減)だった。
 なお、売り主物件については、新規登録が2万6,695件(同25.7%減)、成約報告が2,451件(同23.1%減)。

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