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首都圏新築木造戸建て価格、2ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは9日、2021年11月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100〜300平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,016万円(前月比2.7%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。4,000万円を超えるのは19年6月以来29ヵ月ぶり。都県別では、東京都は5,005万円(同4.6%上昇)、神奈川県は4,296万円(同2.1%上昇)、千葉県は3,476万円(同4.0%上昇)と、いずれも2ヵ月連続の上昇。埼玉県は3,481万円(同0.2%下落)と反転下落した。

 近畿圏は3,301万円(同1.0%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。府県別では、大阪府は3,562万円(同0.9%下落)と3ヵ月ぶりの下落。兵庫県は3,323万円(同3.9%上昇)と2ヵ月連続の上昇。京都府は3,505万円(同3.2%下落)と反転下落した。

 中部圏は3,241万円(同2.7%上昇)と2ヵ月連続の上昇。愛知県は3,448万円(同2.7%上昇)と反転上昇した。

 福岡県は3,322万円(同2.1%上昇)と5ヵ月連続の上昇。

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