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首都圏既存戸建て価格、3ヵ月ぶりに下落

 (株)東京カンテイは11日、2021年12月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,582万円(前月比1.9%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。都県別では、東京都は5,904万円(同1.3%下落)と3ヵ月ぶりに下落。目黒区や大田区、世田谷区で高額の売り住戸が減少したことが影響した。神奈川県は3,797万円(同1.2%上昇)と反転上昇。千葉県は2,367万円(同4.7%下落)、埼玉県は2,631万円(同4.2%下落)と、いずれも2ヵ月連続で下落した。

 近畿圏は2,503万円(同3.7%下落)と反転下落。府県別では、大阪府も2,763万円(同3.2%下落)と反転下落した。兵庫県は2,470万円(同1.7%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇。京都府は3,068万円(同19.1%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。

 中部圏は2,382万円(同9.4%下落)、愛知県も2,912万円(同12.7%下落)と、大きく反転下落した。

 福岡県は2,060万円(同0.9%上昇)と反転上昇した。

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