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首都圏既存マンション価格、1都3県で上昇

 (株)東京カンテイは24日、2021年12月の三大都市圏における中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。

 首都圏の既存マンション価格は4,498万円(前月比1.8%上昇)と、8ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都が6,058万円(同1.5%上昇)と18ヵ月連続で上昇し、6,000万円台の大台に。神奈川県は3,337万円(同1.6%上昇)、埼玉県は2,704万円(同0.6%上昇)と、上昇傾向で推移している。千葉県は2,369万円(同0.3%上昇)と、小幅ながら上昇。3ヵ月ぶりに、1都3県のすべてでプラスとなった。

 近畿圏は主要エリアが牽引し、2,732万円(同1.2%上昇)と14ヵ月連続の上昇。大阪府は2,956万円(同0.6%上昇)と、小幅ながら11ヵ月連続の上昇、兵庫県も2,357万円(同1.7%上昇)と上昇傾向を維持している。

 中部圏は2,168万円(同1.2%上昇)。愛知県は2,291万円(同0.9%上昇)と、年初来高値を更新した。

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