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首都圏新築木造戸建て価格、5ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは10日、2022年2月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,141万円(前月比1.2%上昇)と5ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都は5,320万円(同8.9%上昇)と反転上昇。神奈川県は4,336万円(同0.1%下落)と5ヵ月ぶりの反転下落。千葉県は3,429万円(同2.6%下落)と反転下落。埼玉県は3,587万円(同0.8%下落)と3ヵ月ぶりに下落に転じた。前月と異なり東京都のみ上昇する傾向となったが、敷地面積と建物面積の拡大で首都圏全体の価格が押し上がる結果となった。

 近畿圏は3,346万円(同1.9%上昇)と反転上昇した。府県別では、大阪府は3,594万円(同3.7%上昇)、兵庫県は3,298万円(同2.5%上昇)と共に反転上昇。京都府は3,786万円(同2.8%下落)と3ヵ月ぶりに下落に転じた。

 中部圏は3,282万円(同0.3%上昇)と2ヵ月連続で上昇。愛知県は3,531万円(同0.6%上昇)と4ヵ月連続で上昇した。

 宮城県は3,180万円(同6.3%下落)と反転下落。福岡は3,293万円(同3.4%下落)と8ヵ月ぶりに下落に転じた。

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