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首都圏分譲マンション賃料、2ヵ月連続の下落

 (株)東京カンテイは16日、2022年5月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 首都圏の平均賃料は3,333円(前月比1.1%下落)と、前月に引き続き下落となった。賃料水準が高い東京都が弱含んだことが要因。都県別では、東京都が3,745円(同1.8%下落)と2ヵ月ぶりに下落。埼玉県は1,900円(同0.7%下落)と3ヵ月ぶりにマイナスとなった。一方、神奈川県は2,467円(同0.9%上昇)、千葉県は1,874円(同0.9%上昇)と引き続き上昇した。

 近畿圏は目立った動きがなく、2,111円(同0.5%下落)と5ヵ月ぶりのマイナス。大阪府は2,381円(同0.0%)と横ばい。兵庫県は1,715円(同1.6%下落)と前月に引き続き下落した。

 中部圏は1,945円(同1.3%下落)、愛知県も1,990円(同1.2%下落)といずれも下落し、3月の水準をわずかに下回った。

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