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マンションストック長寿命化等モデル、18件を採択

 国土交通省は9日、「マンションストック長寿命化等モデル事業」(令和4年度第2回)の採択プロジェクトを発表した。

 今後、急増する高経年マンションについて、適正な維持管理や長寿命化に資する改修や建て替えの促進を目的に、先導性の高いマンション再生プロジェクトを支援する。事業前の立ち上げ準備段階に支援する「計画支援型」と、長寿命化等の改修工事や建替工事の実施段階に支援する「工事支援型」の2つのタイプにつき、6月20〜24日にかけ募集を行なった。

 「計画支援型」には12件の応募があり、敷地売却手法と等価交換手法という異なる手法によりマンションの一体建て替えを行なう三菱地所レジデンス(株)「ハイネス麻布木村ビル」(東京都港区、総戸数64戸・11戸)など9件を採択。

 「工事支援型」は19件の応募があり、団地型マンションのライフラインの総合的な再生を行なう、(有)マンションライフパートナーズ「みさと第一住宅」(埼玉県三郷市、総戸数688戸)、都心立地の複合用途型マンションを敷地売却手法で建て替える三菱地所レジデンス(株)「四谷サンハイツ」(東京都新宿区、総戸数134戸)など9件を採択した。

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