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23区オフィス、空室率は横ばいで推移

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は5日、東京23区における2022年9月のオフィス空室マンスリーレポートを公表した。調査対象は延床面積300坪以内のオフィスビル。

 同月の空室率は4.02%(前月比変動なし)、募集面積率は6.11%(同変動なし)といずれも横ばいで推移した。

 都心5区の空室率は3.86%(同変動なし)。区別に見ると、中央区4.37%(同0.01ポイント低下)、千代田区3.03%(同変動なし)、港区4.78%(同変動なし)、新宿区3.32%(同0.09ポイント上昇)、渋谷区2.88%(同0.08ポイント低下)となった。

 募集面積率は都心5区が5.97%(同0.02ポイント上昇)、周辺18区が6.56%(同0.04ポイント低下)。空室面積は46万6,000坪(同変動なし)。空室増減量は増加が4万1,000坪、減少が4万1,000坪。

 規模別の空室率は、大規模ビル(延床面積5,000坪以上)が4.18%(同0.04ポイント上昇)、中小規模ビル(延床面積300坪以上5,000坪未満)が3.83%(同0.05ポイント低下)。募集面積率は大規模ビルが6.87%(同0.09ポイント上昇)、中小規模ビルが5.25%(同0.09ポイント低下)となった。

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