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9月の首都圏新築マンション発売、2ヵ月連続減

 (株)不動産経済研究所は20日、2022年9月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表した。

 同月の発売戸数は2,036戸(前年同月比11.9%減)と、2ヵ月連続の減少となった。地域別では、東京23区832戸(同14.7%減)、東京都下185戸(同29.1%減)、神奈川県548戸(同11.2%増)、埼玉県266戸(同4.0%減)、千葉県205戸(同32.8%減)。

 月間契約率は61.6%(同6.1ポイント低下)と、4ヵ月連続で70%を割り込んだ。

 1戸当たりの平均価格は6,653万円(同1.0%上昇)、1平方メートル価格は101万2,000円(同2.3%上昇)と、いずれも3ヵ月ぶりの上昇。

 即日完売物件は、「ガーラ・レジデンス葛西パークブライト」1期1次(東京都江戸川区、30戸)など、3物件62戸。

 月末時点の販売在庫数は4,797戸で、前月末から35戸増加した。

 10月の発売は3,000戸程度を見込む。

 また同日、22年度上半期(22年4〜9月)の主要指標も発表。首都圏の発売戸数は1万2,271戸(前年同月比4.2%減)、契約率は67.7%(同2.9ポイント低下)。平均価格は6,333万円(同5.5%下落)、1平方メートル単価は95万9,000円(同6.1%下落)となった。

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