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分譲マンション賃料、首都圏は7ヵ月連続の上昇

 (株)東京カンテイは15日、2023年5月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 首都圏の平均賃料は3,498円(前月比0.1%上昇)と7ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都4,037円(同1.6%上昇)、神奈川県2,514円(同0.8%低下)、埼玉県2,015円(同0.5%低下)、千葉県1,942円(同0.4%上昇)。東京は8ヵ月連続で上昇し、集計開始以降初の4,000円台となった。千葉は小幅な上昇に留まり、神奈川と埼玉は天井感が強まっていることに加え、平均築年数も進んだことで、ともにマイナスとなった。

 近畿圏の平均賃料は2,229円(同0.5%上昇)と4ヵ月連続で上昇。府県別では大阪府が2,493円(同0.6%上昇)、兵庫県が1,810円(同0.9%低下)。大阪は6ヵ月連続で上昇、兵庫は3ヵ月ぶりに低下した。

 中部圏は1,951円(同0.2%低下)、愛知県が1,998円(同0.1%低下)。いずれもわずかに続落しているが、直近1年では引き続き高い水準を維持している。

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