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イオンM、自由が丘に新業態の商業施設

 イオンモール(株)は28日、新業態の商業施設「JIYUGAOKA de aone(自由が丘 デュ アオーネ)」(東京都目黒区)を、10月20日にグランドオープンすると発表した。

 東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅徒歩約2分に立地。敷地面積約3,500平方メートル。鉄骨造地上4階地下2階建て、延床面積約9,500平方メートル。
 同地は、女優・黒柳徹子氏のベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」の舞台となったトモエ学園の跡地。スーパーマーケット「ピーコックストア」に設置されていた記念碑は、開業後、同施設に再設置する。

 同地で約52年間営業を続けてきた「ピーコックストア」が再出店するほか、首都圏初となる新業態6店舗を含む、専門店26店舗がオープンする。従来の同社モールとは異なる商業施設となるよう、1階を除いてアウターモールとし、まちを散策しているような新しい空間を計画。3階には地域の人々が憩い集う約1,000平方メートルの緑豊かなテラスを配置。ヨガや食物販マルシェなど、文化体験交流イベントを開催するなど、コミュニティの醸成を図っていく。

 まちのクールスポットとして、CO2フリー電力での施設運営を行なうほか、外壁には保水性能のあるタイルを採用し、外壁温度の上昇を抑制する。また、地域の防災拠点として、防災倉庫を敷地内に設置。非常用電源を準備し、スマートフォン等の充電用電源を確保するほか、受水槽(約46平方メートル)内の飲料水を利用できるよう、緊急用給水口を設置する。

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