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首都圏新築戸建て価格、3ヵ月ぶりに上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける2023年7月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均価格は4,581万円(前月比0.2%上昇)と、3ヵ月ぶりの上昇。エリア別では、東京23区6,823万円(同0.1%下落)、東京都下4,769万円(同0.5%下落)、神奈川県横浜市・川崎市5,344万円(同1.3%上昇)、神奈川県他3,976万円(同0.0%)、埼玉県さいたま市4,391万円(同1.4%下落)、埼玉県他3,664万円(同0.0%)、千葉県西部4,223万円(同0.4%上昇)、千葉県他3,247万円(同0.5%下落)だった。

 さいたま市の平均価格は、36ヵ月ぶりに前年同月を下回った。また、全8エリアのうち前月比上昇したのは2エリアにとどまるなど、価格上昇の勢いが弱まっている。一方、横浜市・川崎市は前月比1.3%と上昇し、17年1月以降の最高額を更新した。

 平均価格指数は、東京23区122.8(前年同月比2.7ポイント上昇)、横浜市・川崎市122.1(同6.2ポイント上昇)、さいたま市124.9(同0.3ポイント下落)、千葉県西部129.5(同4.2ポイント上昇)。東京都下119.2(同3.1ポイント上昇)、神奈川県他118.3(同1.7ポイント上昇)、埼玉県他119.5(同3.6ポイント上昇)、千葉県他124.9(同5.1ポイント上昇)。

 一方、既存マンションの1戸当たりの平均価格は3,886万円(前月比0.3%下落)と、3ヵ月連続の下落。エリア別では、東京23区4,964万円(同0.1%上昇)、東京都下3,191万円(同0.5%下落)、横浜市・川崎市3,390万円(同0.3%下落)、神奈川県他2,631万円(同0.1%下落)、さいたま市3,530万円(同1.6%上昇)、埼玉県他2,557万円(同1.2%下落)、千葉県西部2,983万円(同0.3%下落)、千葉県他2,020万円(同0.7%上昇)だった。

 全8エリアで、25ヵ月連続して前年同月を上回った。さいたま市は前月比1.6%上昇し、17年1月以降の最高額を更新。

 平均価格指数は、東京23区135.0(前年同月比5.4ポイント上昇)、横浜市・川崎市122.3(同4.9ポイント上昇)、さいたま市145.1(同7.1ポイント上昇)、千葉県西部141.9(同10.9ポイント上昇)。東京都下126.0(同4.0ポイント上昇)、神奈川県他138.3(同9.2ポイント上昇)、埼玉県他138.5(同4.0ポイント上昇)、千葉県他134.0(同7.2ポイント上昇)となった。

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