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首都圏既存マンション、成約件数は9四半期ぶり増

 (公財)東日本不動産流通機構は17日、2023年7〜9月期の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 首都圏中古(既存)マンション成約件数は8,794件(前年同期比4.2%増)と、9期ぶりに前年同期を上回った。地域別では、東京都4,828件(同7.4%増)、埼玉県923件(同1.4%減)、千葉県983件(同5.3%減)、神奈川県2,060件(同4.6%増)。新規登録件数は4万8,838件(同12.8%増)だった。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は72万6,900円(同6.3%上昇)と、13期連続で前年同期を上回った。平均成約価格は4,621万円(同6.1%上昇)と、12年10〜12月期から44期連続で前年同期を上回った。

 一方、既存戸建ての成約件数は3,091件(同2.7%減)と、9期連続で前年同期を下回った。平均成約価格は3,842万円(同1.0%上昇)と、13期連続で前年同期を上回った。

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