不動産ニュース

首都圏分譲マンション賃料、11ヵ月ぶり下落

 (株)東京カンテイは17日、2023年9月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 首都圏の1平方メートル当たり賃料は3,566円(前月比0.3%下落)と、11ヵ月ぶりに下落した。都県別では、東京都が4,132円(同変動なし)。埼玉県は2,017円(同0.3%上昇)とわずかに上昇した。千葉県は1,961円(同0.1%上昇)と、わずかながら3ヵ月ぶりに強含んだ。一方、神奈川県は2,488円(同0.8%下落)と前月に引き続き下落した。

 近畿圏は2,205円(同0.7%上昇)と、3ヵ月ぶりに上昇。大阪府も、2,482円(同0.8%上昇)と、3ヵ月ぶりにプラスとなった。兵庫県は1,867円(同0.4%上昇)と前月に引き続き上昇した。

 中部圏は1,935円(同0.8%下落)、愛知県が1,983円(同0.9%下落)と、揃って2ヵ月連続で下落している。

最新のニュース