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既存M価格天気図、「晴」は増えるもやや弱含み

 (株)東京カンテイは26日、2023年9月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。

 同月は、「晴」が14地域(前月:15地域)、「雨」も0地域(同3地域)に減少した。「曇」は13地域(同11地域)、小雨は5地域(同3地域)に増加し、「薄日」は15地域(同15地域)だった。

 全国で天候が改善したのは9地域(同8地域)、横ばいが31地域(同28地域)、悪化したのは7地域(同11地域)となった。

 47都道府県のうち前月から価格が下落したのは21地域(同28地域)。より詳細にみると、前月と比較可能で事例が取引10以上あった全国の521市区町村のうち、50.9%に当たる265行政区が下落しており、過半が下落に転じた。

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