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既存M価格天気図、下落基調が継続

 (株)東京カンテイは30日、2023年10月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。

 同月は、「晴」が12地域(前月:14地域)、「曇」が10地域(同13地域)に減少した。「雨」は2地域(同0地域)に増加し、小雨も6地域(同5地域)、「薄日」も17地域(同15地域)と、いずれも増加した。

 全国で天候が改善したのは7地域(同9地域)、横ばいが26地域(同31地域)に減少。悪化は14地域(同7地域)に倍増した。

 47都道府県のうち前月から価格が下落したのは29地域(同21地域)に増加。一方、前月と比較可能で事例数10以上の全国518市区町村のうち254(49.0%)が下落と、下落行政区は減少して改善の方向に向かっている。

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