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既存M価格天気図、全国的に下落傾向

 (株)東京カンテイは26日、2023年11月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。

 同月は、「晴」が12地域(前月:12地域)、「雨」も2地域(同2地域)と変動なし。「曇」は15地域(同10地域)、小雨も7地域(同6地域)に増加した。「薄日」は11地域(同17地域)へと減少した。

 全国で天候が改善したのは5地域(同7地域)、横ばいは30地域(同26地域)、悪化したのは12地域(同14地域)だった。

 47都道府県のうち、前月比価格が下落したのは31地域(同29地域)と増加。前月と比較可能で事例数10以上の全国522市区町村のうち、285(54.6%)が下落し、下落した都市数は前月の254と比べ大きく増加した。

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