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12月の首都圏既存一戸建て価格、東京都が連続下落

 (株)東京カンテイは11日、2023年12月の主要都市圏別・中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は3,799万円(前月比6.7%下落)。都県別では、東京都が6,035万円(同8.3%下落)と連続で下落。神奈川県は4,246万円(同2.2%上昇)と連続で上昇した。千葉県は2,788万円(同1.9%下落)と2ヵ月連続上昇から下落に転じた。埼玉県は2,681万円(同8.5%下落)と大幅に下落し、前年同月比でも10.8%下落と大きくマイナスに振れた。

 近畿圏は2,727万円(同6.9%下落)。主要府県別では、大阪府が3,059万円(同3.3%下落)、兵庫県が2,787万円(同7.4%下落)、京都府が3,358万円(同6.0%下落)。3府県全てが前月比・前年同月比ともに下落した。

 中部圏は2,487万円(同3.2%上昇)と上昇。愛知県は3,098万円(同5.6%上昇)と反転上昇した。

 宮城県は2,583万円(同2.5%上昇)と反転上昇。福岡県は2,502万円(同6.6%上昇)で上昇に転じた。

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