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品川駅前の市街地再開発組合設立を認可/東京都

 東京都は19日、「高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発組合」の設立を認可したと発表した。

 国道拡幅への対応や歩行者ネットワーク整備等の公共施設整備と併せて、土地利用転換を促進し合理的かつ健全で高度な土地利用と都市機能の更新を目指すもの。

 駅前にふさわしい業務・商業・居住機能等の導入と多様な広場空間を創出するとともに、隣接する市街地環境と調和した地域コミュニティ活動を支える交流機能等の導入と緑地空間を創出する。また、老朽化建物や未利用地などの敷地を統合し、地権者の生活再建を可能にする耐震・耐火性のある共同建築物を整備する。

 敷地を2街区に分けて開発する。C-1街区(面積約18万6,900平方メートル)には、事務所・店舗・住宅・MICEなどで構成する地上30階地下2階建ての建物を建設。C-2街区(面積約170平方メートル)は、地域交流施設として、地上1階建ての集会所を建設。その他、公共施設として、歩行者専用道路等を新設する。総事業費は約1,445億円。

 2024年度に権利変換計画が認可される予定で、竣工は28年度。

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