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収納に関する調査、9割超が「使いづらい」と回答

 (株)一条工務店は18日、「収納に関する意識調査2024」結果を発表した。全国の男女を対象に、2月6〜14日にオンラインでアンケートを実施。有効回答数は928。

 「家の収納に関して悩んでいることはあるか」との問いに、55.5%が「家の収納スペースが少ない」と回答。「物が多すぎて収納できない」(54.5%)、「収納の使い勝手が悪い」(42.1%)と続いた。また、半数以上が「自宅の収納量よりも収納したい物が多い状況にある」と回答。そのうちの約2割が、容量の160%以上収納したい物がある、だった。

 「クローゼットや押し入れの収納が使いづらいか」との問いでは、「とても使いづらい」との回答が約4割(37.3%)。「やや使いづらい」(53.8%)と回答した人と合わせると、9割以上の人が使いづらさを感じていた。
 使いづらいと回答した845人に理由を聞いたところ、「収納量が少ない」との回答が約6割(57.2%)で最多。「物が取り出しにくい」(46.7%)、「仕切りが少ない」(43.4%)と続いた。

 キッチンの収納に関して困っていることでは、「収納スペースが足りない」との回答が約6割(58.3%)と最も多く、次いで「調理器具が収納しづらい」(55.3%)、「キッチン家電を置く場所がない」(43.5%)との回答。

 「物の量や置き場所で家族ともめたことはあるか」との質問には、約半数(50.4%)が「たまにある」と回答。「よくある」(22.8%)と合わせると、7割以上が物の量や置き場所で家族ともめた経験があることが分かった。また、収納が少ないために処分して後に後悔したという人は4割以上(41.9%)。

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