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査定額と売却額の差、「500万円未満」が8割

 三菱地所リアルエステートサービス(株)は8日、「不動産の査定額と売却額の差」に関するアンケートの結果を公表した。インターネットマーケティング企業の(株)NEXERとの共同調査。

 調査は3月14〜18日、不動産売却の経験がある全国の男女を対象にインターネットで実施した。有効回答数は410サンプル。

 査定額と実際の売却額との差の有無について聞くと、「とても差があった」が17.8%、「少し差があった」37.3%となり、55.1%が「差があった」と回答した。「差があった」と回答した人の中で「査定額より高く売れた」のは33.2%、「安く売れた」のは66.8%。査定額より高く売れたケースも3割超あったことが分かった。

 査定額と売却額の差額について、査定額より安く売れたという回答者に聞いたところ、「50万円未満」が12.6%、「50万〜100万円未満」が20.5%、「100万〜200万円未満」が25.8%、「200万〜500万円未満」が21.1%となり、合わせて80.0%が500万円未満の差額となった。一方、500万円以上査定よりも売却額が安くなってしまったという回答は約2割で、1,000万円以上の差がでてしまったという回答も約6%存在した。

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