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家事をする上でゆずれない設備1位は「バス・トイレ別」

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は8日、「家事と住まい探しの実態調査」結果を発表した。

 賃貸物件で一人暮らしをし、料理・洗濯・掃除を日常的に行なっている18〜40歳の男女491名を対象に、インターネット上でアンケートを実施。家事との向き合い方や住まいに求めること、家事の工夫について聞いた。調査期間は1月15〜17日。

 「住まいを選んだ際、家事のしやすさを意識した」については31.4%が“はい”と回答した。また、「料理をするのは好きですか」については“はい”が54.2%と半数以上となった一方、「掃除をするのは好きですか」に対しては“はい”が34.4%だった。

 また、「ゴミの分別ルールを正しく理解していますか?」については“はい”が75.6%となったものの、“いいえ”は24.4%となり、4人に1人は正しく理解できていないことが分かった。

 「家事をする上でゆずれない設備」については、一人暮らし歴に関わらず「バス・トイレ別」が1位(一人暮らし歴3年未満:41.1%、同3年以上:53.7%)だった。次いで一人暮らし歴3年未満は「コンロ2口以上」(30.9%)、3年以上は「ガスコンロ」(34.5%)に。「今後欲しい設備」については、一人暮らし歴にかかわらず「広い作業スペース」(同3年未満:25.8%、同3年以上:20.4%)が1位となった。

 「現在の住まいは一口コンロですか?」については26.5%が“はい”と回答し、一口コンロを使っている人に活用の工夫を聞いたところ、「電子レンジと併用する」「作り置きする」等の回答があった。さらにキッチンに十分なスペースがない人は、「使っていないコンロの上にカバーを置いて一時的に作業台にする」など、限られたスペースを有効活用している事が分かった。

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