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小規模戸建て価格、首都圏は連続で上昇

 (株)東京カンテイは9日、2024年3月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は5,286万円(前月比0.8%上昇)と、連続で上昇。しかし上昇率は前月度同様に1%に届かなかった。都県別では、東京都は6,501万円(同4.1%上昇)と上昇。東京23区・東京都下共に上昇し、前年同月比も上昇に転じた。神奈川県は4,617万円(同4.3%下落)と下落に転じ、前年同月比もマイナスの水準となった。千葉県は4,303万円(同0.4%上昇)と連続で上昇。埼玉県は4,195万円(同2.3%下落)と下落が続いた。

 近畿圏は3,921万円(同1.7%上昇)と連続で上昇。主要府県別では、大阪府が3,915万円(同3.7%上昇)と上昇に転じた。兵庫県は4,120万円(同1.2%下落)、京都府は3,758万円(同4.0%下落)といずれも下落している。

 中部圏は3,700万円(同5.9%下落)、愛知県は3,764万円(同6.0%下落)といずれも下落に転じた。

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