首都圏の新築戸建て、価格上昇が継続
(株)東京カンテイは9日、2024年12月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は4,620万円(前月比1.3%上昇)と、3ヵ月連続で上昇した。都県別では東京都が5,765万円(同4.5%上昇)と3ヵ月連続上昇。神奈川県は5,001万円(同1.0%上昇)と連続上昇し、大台に乗った。千葉県3,829万円(同1.7%下落)、埼玉県3,817万円(同0.3%下落)は引き続き下落。
近畿圏の平均価格は、3,655万円(同1.2%下落)と下落。府県別では大阪府3,913万円(同2.6%下落)、兵庫県3,678万円(同2.0%下落)、京都府3,926万円(同10.1%下落)と、3府県がそろって下落に転じた。
中部圏は3,434万円(同0.1%上昇)と連続で上昇。愛知県も3,547万円(同0.4%上昇)と引き続き上昇した。
宮城県は3,677万円(同1.0%下落)と、3ヵ月ぶりに下落。福岡県は3,664万円(同0.1%下落)とわずかながら反転下落となった。