不動産ニュース

既存マンション成約価格、9ヵ月連続のプラス

 (公財)不動産流通推進センターは12日、全国の指定流通機構における2025年7月の物件動向を公表した。

 既存マンションの平均成約価格は4,141万円(前年同月比5.75%上昇)と、9ヵ月連続でプラスとなった。ただし地域別に見ると、上昇したのは北海道、首都圏、近畿圏、九州・沖縄のみで、他の地域は下落しておりばらつきがある。
 1平方メートル当たりの平均単価は64万400円(同8.21%上昇)で、連続上昇は62ヵ月となった。平均専有面積は65.57平方メートル(同2.44%縮小)と、8ヵ月連続でマイナス。築年数は27.04年(同7.05%増)と、15ヵ月連続でプラスとなっている。成約件数は7,293件(同20.81%増)と、9ヵ月連続でプラスに。

 既存戸建住宅の平均成約価格は2,701万円(同2.43%上昇)と、3ヵ月連続のプラス。平均建物面積112.93平方メートル(同2.05%縮小)、平均土地面積197.43平方メートル(同6.43%縮小)はいずれも8ヵ月連続でマイナスとなった。平均築年数は28.53年(同2.70%増)と8ヵ月連続でプラス。成約件数は5,226件(同32.77%増)となり、27ヵ月連続でプラスとなった。

最新のニュース