住みたいまち、2年連続「恵比寿」がトップ
大手マンションディベロッパー7社(※)で運営する新築マンションポータルサイト「MAJOR7(メジャーセブン)」は30日、「住んでみたい街アンケート」の結果を発表した。
メジャーセブンのインターネット会員で7社の新築マンションの購入意向を持つ首都圏(1都3県)・関西圏(2府2県)在住のユーザーを対象にWebアンケートを実施。調査期間は8月4〜18日。回答者数は、首都圏2,433人、関西圏506人。
首都圏の「住んでみたい街」トップは「恵比寿」(389ポイント)で、2年連続のトップに。交通の便など利便性の良さ、飲食店の充実、洗練さ等が理由に挙がった。2位は昨年4位の「品川」(321ポイント)。3位は昨年と同じ「自由が丘」(281ポイント)となった。今回は、「横浜」(264ポイント)が6位から5位に、「表参道」(184ポイント)が12位から9位、「東京」(183ポイント)が11位から10位に順位を上げトップ10にランクインした。
関西圏のトップは、昨年2位の「西宮北口」(176ポイント)。交通の便が良い、商業施設の充実などが理由に挙がっている。2位は昨年トップの「梅田・大阪」(173ポイント)、3位は昨年に引き続き「夙川」(98ポイント)となった。今回は「岡本」(67ポイント)が7位から4位に、「西宮」(56ポイント)が圏外から5位に、「高槻・高槻市」(55ポイント)が15位から6位に、「芦屋川」(50ポイント)が11位から9位に、「御影」(44ポイント)が12位から10位とランクアップした。
今回は、「ZEHマンション」と「住宅省エネ性能ラベル」の認知度や重視度などを調査した。ZEHマンションについて、どの程度知っているか聞いたところ「内容までよく知っていた」との回答が
30.1%、「聞いたことはあるが、詳しくは知らなかった」「言葉だけ聞いたことがある程度」を含めると認知率は74%と7割を超えた。同様に、「住宅省エネ性能ラベル」については認知率は78.8%と8割近くなった。ZEHマンション、住宅省エネ性能ラベルともに、性別では男性が、年代別では30歳代をピークとした低年代層ほど、認知率が高くなる傾向が見られた。
マンション購入を検討する際、「ZEHマンションであること」をどの程度重視するか(10点満点で何点か)を聞くと、6点以上と回答した人は65.6%となった。「住宅省エネ性能ラベルが高いこと」では、6点以上と回答した人は70.9%と7割を超えた。「ZEHマンションであること」「住宅省エネ性能ラベルが高いこと」ともに重視度が高くなる傾向が見られた。
(※)住友不動産(株)、(株)大京、東急不動産(株)、東京建物(株)、野村不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所レジデンス(株)