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木場の由来と現在

木場の由来と現在
皆さま、こんにちは
オークラヤ住宅の田中です!
今月の街角エッセイはこちら!
 木場の由来と現在 
木場の由来
木場とはもともと、材木置場(貯木場)のことをいいます。
徳川家康の江戸入府
以来、江戸城や多くの大名屋敷、神社仏閣など
建設・造営のため木材の需要が高まります。
そこで幕府は寛永18年(1641年)木材の置場を永代島にまとめました。
そのことが地名の由来となります。
その後元禄14年(1701年)に市街地の発展と木材需要の増加に伴い
木場は深川に移転し、「深川木場町」と名付けられます。
明治以来、木場周辺では埋め立てが進み
木材を貯蔵しておく海が少しずつ無くなっていきます。
昭和44年(1969年)貯木場としての役割を新木場に譲り、
木場の貯木場は埋め立てられ
木場公園になります。
新しい貯木場は新木場と呼ばれ現在に至ります。
木材は見ずに使っている限りは腐ることがないと言われています。
埋め立てられると貯木場としては成立しませんが、
木場公園内には角乗池という角乗を披露できる特別な池があります。
角乗とは、木場で働く筏師が、鳶口だけで木材を操り
筏を組む仕事の余技から発生し、
数々の技と工夫が重なり現在では伝統文化となっています。
木場の現在
✼ 木場の魅力をご紹介 ✼
   ● 木場公園 ~都会にある緑と水のオアシス~
北地区・中地区・南地区をつなぐ大きな「木場公園大橋」がシンボル!
子供向けの遊具が設置された「冒険広場」
多数の「広場」の他に、
「ドッグラン」や「植物園」「木場ミドリアム」があります。
入口広場の中央にはイベント広場があり、
毎年10月には木場の伝統芸「木場の角乗」などが行われます。
他にも子供に人気なのは「じゃぶじゃぶ池」!
夏場には水が入って楽しく遊べる場所です。
また、木場公園は開催されるイベントも多く
フリーマーケット、ランニング教室、遊べるアート展など、
他にもたくさん楽しそうなイベントがあります。
お休みの日に調べて訪れてみるのも良さそうですね。
木場公園の北の端には「東京現代美術館」があります。
公園で癒され、アートに触れてみる…
素敵な休日の過ごし方ですね。
   ● 買い物 & 娯楽施設が充実
深川ギャザリア
木場にある複合商業施設です。
イトーヨーカドー、ロフト、109シネマズなどが入っていて
木場で生活するうえで欠かせない存在です。
ガーデニングされた広場には、四季折々の草花が茂り癒されます。
また、冬場のイルミネーションも人気なのです。
※2018年度のライトアップ期間は終了しています※
2018年11月3日~2019年2月14日 17:00~24:00
今年(2019年度)のクリスマス期間に期待です!
また、徒歩圏内には豊洲もあるので、
ららぽーと豊洲」にお買い物に行くのもおすすめです!
   ● 人気ラーメン店多数!実はラーメン激戦区
都心に比べると、ラーメン店の数は敵わないものの、
中には行列必須の人気ラーメン店もあったりするのが
門前仲町-木場-東陽町のエリアです。
 食べログの”ラーメン百名店TOKYO2018”に選ばれた名店
麺屋 吉左右
あまりの人気に取材拒否になったいう逸話もある行列必至の人気店で
あっさりとこってりが調和した豚骨魚介スープのラーメンが人気です。
 野菜たっぷりのタンメンが有名!
トナリ東陽町本店
木場駅と東陽町駅のちょうど間に店を構えており、
野菜がたっぷり入ったタンメンが人気のラーメン店です。
タンメン一杯の野菜の量は、
厚生労働省が推奨する一日当たりの野菜摂取量350gより10g多い360g!
季節の野菜がたっぷりと入っているので
野菜不足な人にも嬉しいメニューです。
 ちょっと珍しい塩ラーメンが人気!
○心厨房 (まごごろちゅうぼう)
豚骨と鶏ガラがベースの濃厚なスープの塩ラーメン。
塩ラーメンはさっぱりしたもの
というイメージが覆されます。
さて、木場の魅力は伝わったでしょうか。
文章だけじゃ伝わらない!という方
ぜひ一度木場に訪れてみてはいかがでしょうか。
それでは、次回もお楽しみに…