一般コラム
街紹介

<横浜市保土ケ谷区>橘樹神社例大祭で賑わう天王町へ。JR線・東急線との直通運転も気になる!

<横浜市保土ケ谷区>橘樹神社例大祭で賑わう天王町へ。JR線・東急線との直通運転も気になる!

皆さま、こんにちは!オークラヤ住宅の大久保です。

最近、近所に保育園ができました。
いつもと変わらない道のはずなのに、子ども達の姿や声があるだけで
和やかな雰囲気に変化したような気がします。

さて、今月も気になる街をご紹介!
相鉄線の中から今回選んだ街は…コチラ!

<目次>

1.天王町駅ってどこにあるの?

横浜駅より相鉄線で駅の神奈川県横浜市保土ケ谷区にある天王町駅。
北側の一部は横浜市西区でもあります。
かつては、南北に旧東海道が通り保土ヶ谷宿が存在していた場所で、今もその歴史を感じられる当時のマップや跡地の説明板をが街のあちらこちらに設置されています。

2.天王町駅の連続立体交差事業と相鉄線から都内への相互直通運転

まずは、2002年度から行われている星川駅~天王町駅の連続立体交差事業
2018年11月ついに箇所あった踏切がなくなり、高架化の工事が完了しました!
それに関連し、現在天王町駅では駅舎のリニューアル工事を実施中です。
駅南側にある囲いパネルにて完成イメージをご覧いただけます。

天王町駅の構内を見てみましょう!入口の周囲もこのようにパネルで覆われています。

改札や駅事務室の様子です。(改札内から撮影)
配管がむき出しの構内に真新しい精算機や駅事務室があって工事の真っ只中!

ホーム上もこのようになっており、通路が一部狭くなっていました。
完成の時期は2020年度内で、それまでにホームや上屋、外壁の改修、旅客トイレの新設が行われるようです。

横浜駅方面のホーム階段を上っていたら、下からの段数と消費カロリーが表示されているのを発見。最後には「GOAL」の文字が。天王町駅は遊び心もあるようです。

さて、今年注目なのが相鉄線とJR線の相互直通運転がいよいよ開始されるということ!
相鉄線西谷駅からJR東海道貨物線の横浜羽沢駅付近に設置される連絡線を利用し、路線名は「相鉄新横浜線」に決定しました!開業時期は20191130日を予定しているそう。

また、2022年度下期には「東急新横浜線」が開業予定!
こちらは、JR東海道貨物線の横浜羽沢駅付近から東急東横線・目黒線日吉駅の間に連絡線を設置します。
両路線に関連する新駅は、羽沢横浜国大駅(仮称)・新横浜駅(仮称)・新綱島駅(仮称)駅です。

相鉄新横浜線、東急新横浜線が開業すると、相鉄線から武蔵小杉駅、東京都内の大崎駅・渋谷駅・新宿駅などに一本で行けるようになり、移動時間が短縮され、人の流れも大きく変化するでしょう。
しかし、同じ相鉄線でも残念ながら天王町駅は新設路線内に含まれておりません。(泣)
人の流れの変化を感じることはできそうですが、利用するなら天王町駅から4駅先の西谷駅へ行く必要があります。

とはいえ、都内へ直通というのはかなり魅力的!
個人的には、横浜駅の人の多さに慣れていないので西谷駅乗り換えを試してみたい気持ちがあります。開業後、まずは時間に余裕のある休日に試してみるといいかもしれませんね!

3.天王町駅前と主要駅までの所要時間は?

次は、天王町駅前の様子を見てみましょう!

駅を南に出ると、生花店やミニストップ、100円ショップキャンドゥが入ったRECODSがあり、その先にあるのは天王町駅前公園
現在は駅の北側を流れる帷子川も、昔は南側に屈曲して流れていたそう。園内中央は当時、帷子川に架かっていた旧帷子橋をイメージしており、歩いてみると木製の橋を渡った時のような音の響きがして不思議な感覚になりました。

天王町駅側から見てみると、左から環状1号線(旧東海道)、歩道・バス停、天王町駅前公園となります。

駅の北側に出てみると、旧東海道であった通りには飲食店が並び、天王町商店街として奥まで延びていました。

環状1号線に出てみると、ドラッグストアのクリエイトマルエツがありました。

さて、ここで天王町駅から各主要駅への所要時間を見てみましょう!
都内へも1時間以内で行けるとは交通の利便性が良いですね。
*()内は乗り換え可能な路線例です。

横浜駅 各駅 約5分 (東横線/みなとみらい線/京急線/地下鉄ブルーラインなど)
新横浜駅 約31分 (東海道新幹線/地下鉄ブルーライン/横浜線)
川崎駅 約23分 (京浜東北線/東海道線/南武線)
品川駅 約36分 (山手線/京急線/横須賀線/常磐線など)
渋谷駅 約52分 (山手線/京王井の頭線/東急東横線/東京メトロ副都心線など)
*所要時間は曜日や日中・通勤時間帯によって変わる場合がございます。

環状1号線沿いには、横浜市営バス・相鉄バス・神奈川中央バスが発着するバス停も点在しており、バスで横浜駅や保土ヶ谷駅方面への移動も可能です。

4.天王町の街並みを見てみよう!

はじめに紹介した旧東海道については、天王町駅前公園にある東海道保土ヶ谷宿周辺散策案内図で確認することができます。

天王町駅南側の環状1号線の歩道には、が付いたポールが一定間隔で並んでいました。離れた位置からそれを見るとシュールで少し笑えます。大名行列の様子を再現しているかのようですね。

環状1号線沿いを流れる今井川。帷子川に合流し、横浜港へと続いています。

天王町駅南側は、戸建や低層の集合住宅が混在するエリア。

住宅街の中には、このような洋菓子店(パティスリー・トゥジュール)や、

ステーキ&ハンバーグが食べられるお店(スパイシードラゴン)など、地元の人の行きつけのお店が点在していました。

こちらは、天王町駅と保土ケ谷駅の中間くらいにある大門通りです。

大門通り沿いには、神明社があります。
境内には、本社「天照神宮」、摂社「豊受神宮」の他に11社が本社・摂社の周りに配置されています。また、手水舎の隣にある水神社では「人形(ひとがた)流し」という儀式を1年中行なうことができます。
6月30日には芽の輪をくぐる「大祓」が午後3時30分より行われ、どなたでも参加が可能です。

神明社の向かいには、ベリーニの丘を中心として周囲に複数のオフィスビルが並ぶ横浜ビジネスパークがあります。
その中のPREZZOには、サイゼリヤ、スターバックス、大戸屋などの飲食店や、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、横浜銀行などのATM、内科クリニックなどが1ヵ所に集まっていて便利。他に、メガロス横濱の建物もあります。
更に、敷地内のあちらこちらで写真にあるようなユニークなアート作品を見ることができます。全て見つけてまわるのも面白そうですよ♪

天王町駅の北側にやってきました。
帷子川に架かる帷子橋から東に目を向けると遠くに横濱ランドマークタワーが見えました。

橋を渡ると向こうの方にたくさんの人だかりが!
その正体は、天王町の気になるスポット紹介にて!

その人だかりを抜けると、橘樹神社のある水道道に出ました。
この道を橘樹神社とは逆の東へ進めば西横浜駅に辿り着きます。
天王町駅と西横浜駅間は歩いて行ける距離にあるんですよ。

水道道から更に北へ行くと、八王子街道にやってきました。
八王子街道を東へ行けば東海道と合流し、横浜駅やみなとみらい、横浜スタジアム、横浜中華街の方面へ行くことができます。この辺りまで来ると、天王町駅南側とは異なりマンションやビルが多く建ち並んでいますね。

八王子街道を挟んだ先に、洪福寺松原商店街の入口を発見!
この地点からすでにたくさんの人がいる様子がうかがえますね。
洪福寺松原商店街については、次の暮らしのスポット紹介で。

5.暮らしのスポットをチェック!

天王町に住むのが初めてでも大丈夫!ココだけは、おさえておきましょう!

● 買い物施設

駅近で済ませるなら、天王町駅を出てすぐ環状1号線沿いにあるマルエツ天王町店が便利!ドラッグストアのクリエイト横浜天王町店もあります。

天王町商店街表門通りの先には、イオン天王町店があります。

八王子街道を渡った先にあるのが、洪福寺松原商店街
長年地元に根付いた商店街はたくさんの買い物客で賑わっていました!
お店から聞こえてくる威勢のいい声がこの商店街を活気あるものにしているようです。

商店街を歩き進めると、個性の異なるスーパーマーケットが店舗集まったところに辿り着きました。
一通り商品が揃うスーパーマルセン、他のお店ではあまり見かけない部位(モツ)の商品コーナーがある新鮮市場、海外からの輸入食品や地元の生産者から仕入れた朝採れ野菜コーナーのあるBIZEN Mercato(ビゼン メルカート)です。

洪福寺松原商店街は、掘り出し物やお買い得コーナーをチェックするのも楽しいですよ!

● クリニック

環状1号線沿い、天王町駅すぐに宮川内科小児科整形外科があります。
いきいき杉山クリニック保土ケ谷区休日急患診療所などもあります。

● 郵便局・銀行ATM

環状1号線沿いには横浜岩間郵便局、みずほ銀行天王町駅前出張所、横浜銀行相鉄天王町駅出張所、ゆうちょ銀行イオン天王町店内出張所などがあります。

区役所

天王町エリアに住むとなったら必ずお世話になる区役所も確認しておきましょう。
横浜市保土ケ谷区役所は、隣の星川駅北口に。
横浜市西区役所は、戸部駅が最寄りです。
横浜市役所は関内駅すぐです。

6.天王町の気になるスポットを紹介!

住宅街が広がる天王町エリアで個人的に気になったスポットをPICK UP!

● 橘樹神社(たちばなじんじゃ)

帷子川を越えた先に見えた人だかりの正体は…橘樹神社の例大祭によるものでした!
毎年紫陽花が咲く月に行なわれるこの例大祭は、天王町の人気のイベント。

天王町町内会掲示板では、この神輿を担ぐ参加者を事前に募集しており、「町内に在住または勤務している方、その友達で中学生以上」が対象だった様子。“その友達”というのがまたいいですよね♪ハッピを着た人達から和気藹々な雰囲気が伝わってきたのはそういうことだったんですね!

更に先へ進んでみると、天王町商店街の橘樹神社の正面から表門通りにかけて、屋台がズラ───っと並んでいました!
流行りのチーズハットクチーズダッカルビ、朝ドラで話題となった五平餅、九州地方各県の名物、定番の○○飴もイチゴやブドウを発見!どれも気になるものばかりでしたが、1番人気は昔ながらの射的だったのは意外でした。
道にはたくさんの人が溢れ、お祭りを楽しんでいましたよ

橘樹神社の境内では奉納によるキャベツ一玉の配布を行なっていました!

境内を出る直前、正門の隅に白い紫陽花を見つけました。
神社に相応しい色のように思いませんか?

今回の例大祭の他にも、橘樹神社では月1回「骨董市アンティークフェア」を、天王町商店街では年1回フリーマーケットを開催しています。

● 天王町公園

八王子街道から一本南に入った通り沿いにある公園。
小さな子ども達に人気で滑り台やブランコ、鉄棒、砂場など定番の遊具が揃っています。
2019928日にはここを会場として、天王町商店街と大日本プロレスが主催の“商店街プロレス2019「第7戦」”を開催予定!とっても気になる変わり種イベントは友人や家族と観戦してみては?(観戦無料)

● 宮田町公園

上から見ると三角形のかたちをしていることから“三角公園”の名でも親しまれている公園。8月には宮田町町内会の盆踊り大会会場にもなります。

7.まとめ

● 横浜駅まで3駅の利便性。都内へ1時間以内も可能!

生活しやすい住環境の天王町エリア。3駅先の横浜駅まで出れば、話題のアソビルやタピオカ店ゴンチャが入ったジョイナスにも行けちゃいます。更にそこから、みなとみらいエリアや中華街へもラクラク!ON・OFFで環境を変えたい方にもオススメです。
また、天王町駅~星川駅間の踏切をなくしたことで、天王町駅周辺の人の流れがスムーズに。相鉄新横浜線・東急新横浜線が開業されたあとの変化も気になります!

● 地元の皆で盛り上げる一体感のある雰囲気が魅力!

天王町エリアを特に盛り上げている存在の天王町商店街と洪福寺松原商店街。
橘樹神社のある天王町商店街は、商店街×プロレスという意外な組み合わせのイベントも企画し、子どもも大人も皆一緒に楽しませてくれます。
一方の洪福寺松原商店街は、あちらこちらから店員さんの元気な声が聞こえ、この商店街を盛り上げようという雰囲気が感じられます。天王町に訪れた際には、ぜひ実感してみてほしいです!

● 旧東海道を歩きながら当時の街並みを想像

天王町駅を縦断するように旧東海道が存在しています。
天王町駅前公園に設置されている案内図では気軽に各跡地の位置を確認することができますよ。侍付きのポールが並ぶ様子もシュールで可愛いので必ずチェックしてほしいポイント!点在する跡地の説明案内板をまわりながら当時の街並みを想像してみてくださいね。

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天王町の紹介はここまで!街の雰囲気は伝わりましたでしょうか?
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

これからお部屋探しをするという方、どこに住もうか決められないという方の参考になれば嬉しく思います。
次はどの街が登場するのでしょうか?次回もお楽しみに~♪

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※こちらに掲載しました情報は、2019年6月22日時点のものです。
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(写真は2019年6月9日撮影)