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都の住宅着工、都心3区が3倍増も全体は減

 東京都は6日、2023年2月の新設住宅着工統計を発表した。

 同月の新設住宅着工戸数は1万250戸(前年同月比10.7%減)となり、反転減少となった。

 利用関係別では、持家が1,101戸(同9.8%減)で13ヵ月連続の減少。貸家は4,961戸(同12.9%減)で2ヵ月連続の減少。分譲住宅は4,163戸(同7.8%減)で、このうちマンションは2,816戸(同11.6%減)、一戸建ては1,335戸(同2.4%増)、一戸建ては3ヵ月ぶりの増加だった。

 地域別では、区部が8,106戸(同11.8%減)と4ヵ月ぶりに減少したものの、都心部では大きく増加しており、都心3区では1,128戸(同203.2%増)と約3倍増となり、5ヵ月連続増、都心10区は3,241戸(同4.6%増)と6ヵ月連続の増加となった。市部は2,091戸(同7.9%減)となり、3ヵ月連続で前年同月を下回った。

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