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首都圏住宅地価格、12四半期連続で上昇

 野村不動産ソリューションズ(株)は7日、2023年7月1日時点の首都圏「住宅地価INDEX」調査結果を発表した。四半期ごとに実施している定点調査で、調査地点数は169ヵ所。

 00年1月を100とした、23年7月1日時点の住宅地価INDEXは、首都圏が109.1(前回調査108.5)。エリア別では、東京都区部が143.5(同142.1)、東京都下が104.4(同103.9)、神奈川県が99.1(同98.3)、埼玉県が115.4(同115.0)、千葉県が88.9(同88.7)。

 23年4〜6月期における、首都圏住宅地の変動率は0.5%(同0.7%)と、12四半期連続のプラスに。「値上がり」地点と「横ばい」地点は減少、「値下がり」地点は増加しており、価格の天井感は強まりつつある。

 エリア別でも、全エリアで11四半期連続のプラスとなった。東京都区部1.0%(同1.1%)、東京都下0.5%(同0.9%)、神奈川県0.8%(同0.5%)、埼玉県0.4%(同0.6%)、千葉県0.1%(同0.5%)。神奈川エリアが前回より拡大、都区部・都下・埼玉・千葉エリアは前回より縮小した。

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