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首都圏分譲マンション賃料、8ヵ月連続の上昇

 (株)東京カンテイは18日、2023年6月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 首都圏の平均賃料は3,516円(前月比0.5%上昇)と8ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都4,016円(同0.5%下落)、神奈川県2,510円(同0.2%下落)、埼玉県1,987円(同0.9%下落)、千葉県1,987円(同2.3%上昇)。東京は9ヵ月ぶりに下落したが、4,000円台の大台は維持した。千葉は賃料水準の高い市川市や船橋市の築浅事例が増え大きく上昇した。神奈川と埼玉は平均築年数が進んだことで、ともに下落した。

 近畿圏の平均賃料は2,233円(同0.2%上昇)と5ヵ月連続で上昇。府県別では大阪府が2,497円(同0.2%上昇)、兵庫県が1,841円(同1.7%上昇)。大阪は7ヵ月連続で上昇した。

 中部圏は1,936円(同0.2%下落)、愛知県が1,973円(同1.3%下落)。いずれも3ヵ月連続の下落。

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