不動産ニュース

既存マンション価格天気図、下落地域が急増

 (株)東京カンテイは28日、2023年8月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。

 同月は「晴」が15地域(前月:18地域)、「雨」も3地域(同4地域)と減少した。「曇」は11地域(同8地域)に増加。「小雨」は3地域(同3地域)、「薄日」は15地域(同14地域)だった。

 全国で天候が回復したのは8地域(同9地域)、横ばいが28地域(同30地域)と減少。悪化は11地域(同8地域)と増えた。

 47都道府県のうち、前月から価格が下落したのは28地域(同24地域)と急増し、全国的な下落傾向が強まった。

最新のニュース