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首都圏新築戸建て価格、2ヵ月ぶりに下落

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2024年1月の首都圏新築戸建ておよび中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。同社の不動産情報サイトで消費者向けに登録・公開された物件の1戸当たりの売り希望価格を、東京23区、東京都下、神奈川県横浜市・川崎市、神奈川県他、埼玉県さいたま市、埼玉県他、千葉県西部、千葉県他の首都圏8エリアで集計した。

 新築戸建ての平均価格は4,512万円(前月比0.9%下落)と、2ヵ月ぶりに下落した。エリア別では、東京23区6,767万円(同0.1%下落)、東京都下4,692万円(同0.8%下落)、横浜市・川崎市5,210万円(同0.6%下落)、神奈川県他3,988万円(同1.0%下落)、さいたま市4,324万円(同0.5%下落)、埼玉県他3,654万円(同0.3%下落)、千葉県西部4,158万円(同0.6%下落)、千葉県他3,202万円(同0.7%下落)と、8エリアすべてで前月比下落となった。
 前年同月比では、6エリアで下落。東京都下、横浜市・川崎市は38ヵ月ぶり、千葉県他は27ヵ月ぶりに前年同月を下回った。

 中古(既存)マンションの平均価格も3,867万円(前月比0.4%下落)と2ヵ月ぶりに下落した。エリア別では、東京23区5,099万円(同変動なし)、東京都下3,247万円(同0.2%上昇)、横浜市・川崎市3,365万円(同0.6%下落)、神奈川県他2,634万円(同0.1%下落)、さいたま市3,443万円(同0.9%下落)、埼玉県他2,539万円(同0.5%下落)、千葉県西部2,858万円(同0.6%下落)、千葉県他2,078万円(同1.1%上昇)となった。

 東京23区、東京都下、千葉県他の3エリアで17年1月以降最高額を更新。東京23区の最高額更新は6ヵ月連続となった。

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