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首都圏マンション発売戸数は3ヵ月ぶり減少

 (株)不動産経済研究所は21日、2024年2月の首都圏分譲マンション市場動向を発表した。

 同月の発売戸数は1,319戸(前年同月比27.6%減)と3ヵ月ぶりに減少した。地域別では、東京23区569戸(同33.2%減)、東京都下181戸(同23.6%減)、神奈川県264戸(同26.3%増)、埼玉県110戸(同62.3%減)、千葉県195戸(同15.6%減)と神奈川県以外で大きく減少した。

 初月契約率は69.9%(同3.4ポイント低下)となり、わずかに7割には届かなかった。

 1戸当たりの平均価格は7,122万円(同5.1%上昇)となり、4ヵ月連続の上昇。1平方メートル単価は108万4,000円(同6.9%上昇)となり、12ヵ月連続の上昇だった。月末時点の在庫は5,748戸で、前月末から173戸減少した。

 即日完売は「ジオグランデ白金台」2期(東京都港区、7戸、平均4.4倍・最高12倍)、「ガーラ・レジデンス八潮」1期1次(埼玉県八潮市、27戸、平均1.3倍・最高3倍)など5物件44戸。

 3月の発売は2,500戸程度を見込む。

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